ケーネル線はルーレット共和国の港町ケーネルとマーベチック王国有数の大都市ドノリを結ぶ路線である。

途中のカミンダ駅で国境を超える。ドノリ―ボン間は電化されている。

ドノリ―ボンは複線。ボン―ケーネルが単線である。

ドノリ～ボン間はドノリ近郊区間となり、4両編成の電車が約20分間隔で運行されている。

ドノリ～カミンダ間は2両編成の気動車で運行され、快速列車として日中1時間1本ペースで運行されている。快速列車は近郊区間では快速運転、ボンから先の郊外区間では各駅停車となる。

カミンダから先ルーレット領内に入るとローカル線の様相を呈し、1両編成の気動車が2時間〜3時間間隔で運行されている。

国境を超える普通・快速列車は運行されていないが、優等列車として国境を挟んで急行レビャラ号が運行されている。2両編成のデッキ付き気動車で運行されており、国境では一度出国側の駅にてドアが閉まり出国審査が車内で行われ、そのまま国境を越えて入国側のホームで入国審査が行われてドアが開かれる。

かつては港町ケーネルもマーベチック領であったため、普通のローカル線であったが、第四次ルーレット戦役とその後の独立戦争の結果国境を跨ぐ国際路線となった。

沿線風景

ドノリ〜ボン間はドノリ近郊区間となり住宅が立ち並ぶ、ボンを過ぎると駅間距離も長くなり、沿線の住宅も閑散としてくる。

カミンダにて国境を越え、二駅先のオヴショは地方都市であるためそこそこ栄えているが、そこを過ぎると人家は皆無となり、秘境駅の連続となる。

シェツ駅を過ぎるとケーネル近郊区間に入り人家も増えてくる。

終点のケーネルはマシュリ沿岸線・ケーカム線・ケーネル線が交差する交通の主要駅であるが、都市としては中規模の地方都市であり、乗降客数はそこまで多くはない。

時刻表

ケーネル線時刻表.pdf

駅一覧