レベット連合はレベット地方全域を領土として保有している。他の国家ととは違い、各都市国家の緩い集合体として存在しており、各都市国家は独自の議会や軍を保有し、一部で独自の外交権を持つなどほぼ完全に独立している状態である。特に大聖山を持つデタルマ共和国は連合とは異なる独立意識が強く、東方に位置するドクアニアル共和国とは長年紛争状態にある。 大抵の都市国家は市壁に囲まれており、出入場には国境検査が行われている。都市国家間の広大な農村地帯は付近の都市国家による統治が及んでいる場合や 連合による直接統治の場合や、農村単独で独立している場合などバラバラである。この様な統治体系は昔この地方を強権的に治めていたレジエント帝国に対する反発であるとも言われている。 主な都市国家はリーダーシティーであり、連合政府のあるレベットシティーを始め、ウェットシティ、ハリナロシティー、オシャンなどがある。 ハリナロシティーではゾルドと並ぶゲリウムの採掘地であり、臨海にあるため貿易なども盛んである。北部デタルマ共和国には大聖山など神聖的と呼ばれる場所が多く見られ、それらはあまり開発が及んでいない。 モータリゼーションがゴルモア以上に発達しており、各都市間はハイウェイによって結ばれている。一応鉄道網もあるものの、ほとんどが貨物にシフトしており、人間の移動は高速バスや飛行機が大きなシェアを占めている。